紫外線遮蔽(UVカット)加工とは、紫外線吸収剤を繊維に付与することです。
紫外線を吸収もしくは反射することによって紫外線を遮断し、人間の皮膚に到達させない加工です。
参考 UVカットとは
肌のトラブルの原因である3つの紫外線を効果的にカットし肌を守ります。 UV−A、UV−B、UV−Cの紫外線を効果的にカットして肌を守ります。
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UV-A 320〜400nm |
皮膚の真波に吸収され皮膚の黒化作用を起こす。シミ、ソバカスの原因となり老化を助長する。
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UV-B 280〜320nm
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皮膚の真波に吸収され皮膚の炎症を起こす。 |
UV-C 200〜280nm
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発ガン性の波であるがオゾン層に吸収されて地上には達しない。 |
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参考 UV評価基準
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・評価基準
次の条件が満たされること。
@加工品の透過率が、未加工品の透過率の50%以下であること。
A@を満たすものについて、遮蔽率の多少により次のランク付けを行う。
紫外線遮蔽率(%)=100−紫外線透過率
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基準値
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等級 |
遮蔽率が90%以上のもの
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A級 |
遮蔽率が80%以上90%未満のもの
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B級 |
遮蔽率が50%以上80%未満のもの
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C級 |
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・表示(表現)方法
紫外線遮蔽加工 A級(紫外線遮蔽率90%以上)
紫外線遮蔽加工 B級(紫外線遮蔽率80%以上)
紫外線遮蔽加工 C級(紫外線遮蔽率50%以上)
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