U-F 帯電防止加工
・水分率の低いポリエステルやナイロンなどの長繊維の表面は、染色後には帯電防止剤をはじめ油剤が除去され、帯電しやすい状態になっています。 ・そのため、裁断、縫製および着用時の帯電現象(放電、まつわりつき、乾燥粉じん吸着など)を最小限度に止めるため、最終仕上げ加工には帯電防止剤の付与が不可欠であります。 ・また乾燥時期の衣服の着脱時のパチパチ感を防ぎます。 冬の乾燥時期でも安心加工です。 ・帯電防止加工とは、このような問題に対して有効な加工です。
試験法 〈帯電性試験 JIS L 1094〉 (試験室:20±2℃ , 40±2%RH)
●半減期測定法● 試験片(4.5×4.5cm)を10kVの印加電圧で帯電させた後、この帯電圧が1/2に減衰するまでの時間{半減期}(s)を測定する。 ●摩擦帯電圧測定法● 試験片(5×8cm)を取り付けたドラムを回転させながら摩擦布(毛・綿)で摩擦し、発生した帯電圧(V)を測定する。